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支援に直結!リターン品の設計

國光 洋志

今回は支援に直結するリターン品の設計を見てみましょう^^

がんばりますさん

リターン品って何個ぐらいあればいいのか?
どれぐらいの料金で出せばいいのかよくわかりません…

國光 洋志

そうですね。一番頭を悩ますのがリターン品かもしれませんね。
でもここをしっかり設計しないといくらいいプロジェクトでも支援は集まりませんよ。

目次

支援に直結!リターン品の設計の3つのポイント

平均支援単価を知ろう!

まず平均支援単価ってどのくらいかご存知ですか?

平均支援単価とは、プロジェクトに支援される方が平均いくらで支援しているかを意味します。
例えば、達成金額100万円で支援者が100人いるプロジェクトの平均支援単価は1万円です。

各プラットフォームによって多少前後はありますが、平均12,000円程度です。
結構高い金額ですよね。

ではこれを踏まえ「あなた」が集めたい目標金額はいくらですか?50万円ですか?100万円ですか?

単純計算で50万円を集めようとすると約42人の支援者を集める必要があります。
100万円を集めようとすると約83人の支援者を集める必要があります。

國光 洋志

ではあなたの周りの身近な人で支援してくれそうな人は何人ぐらいいますか?例えば10人は支援してくれるなと思い浮かべば予想では12万円集まる計算になります。20人なら24万円ですよね。
50万円集めるなら残り26万円外部から集めれば目標達成です^^
その26万円集めるにはどうしたらいいか考えていきましょう!

リターンの設計ポイント① 自分の提供できるリターンの設計

まず設計しやすいのはご自分の事業で提供できるリターン品ですよね。
またプロジェクトの目標に関連するものを設定すれば支援者も支援のイメージが付きやすいと思います。

例えば「新規ラーメン屋開店」プロジェクトとします。

この場合だったらラーメン屋新規開店なので基本的にラーメンに関するリターンが考えられますよね。

リターン例
  • ラーメン◯杯チケット
  • お食事券 ◯円分
  • ランチ券
  • テイクアウトラーメンセット
  • 新規開店OPEN記念パーティー参加券
  • ラーメン店開業ノウハウを教えます
  • 店長と一緒に乾杯できる券
  • ホームページや店内にお名前記載します券
  • お店のグッズなど

例えば以下のようなプロジェクトが実際にありますのでもしよかったら見てみてください^^

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ラーメンチケットなんかも単に◯円とリターンに出すよりは、以下のように出す方が支援者から見るとお得感も出ますし、支援してみようとなるので、参考にしてみてください。

新規OPEN記念 限定100杯 通常 1,000円→ 500円!

國光 洋志

新規OPEN新しい一度行ってみよう!
限定100杯限定ならいかなくちゃ!
1,000円 → 500円! お得!行ってみよう。
という風に感じると思います。
まずはリターン品をピックアップしてみましょう。

リターンの設計ポイント② 価格の設計

リターン品のピックアップが出来たら次に価格の設定ですよね。
まず以下に注意をしてください。

・税込価格
・送料込み

國光 洋志

特に郵送が必要なリターン品は送料を加えた価格にしておかないと、送料がかかって赤字になってしまったとなってしまうとクラウドファンディングやってる意味がないので、ご注意ください。

価格設計の例

ラーメンを発送するリターン例

経費 = 原価(仕入れ価格) + 消費税 + 送料 + 手数料(約20%)がかかります。

例えば 100円でラーメンを仕入れて発送に700円かかる場合は
100円(仕入れ)+ 10円(消費税) + 700円(送料) 今の時点で810円。
3,000円でリターンを出すと3,000円 – 810円 = 2,190円
これに手数料が20%かかるとして1,752円が手元に残る利益となります。

上記を参考にしてリターン品の価格がある程度設計できると思います。

もうひとつ価格を設計する場合に気をつけるポイントとしては価格帯価格設定)ですね。

価格帯価格設定

聞いた事がある方も多いとは思いますが、「松竹梅の法則」です。

「松」コース  5,000円
「竹」コース  3,000円
「梅」コース  1,500円

と設定するとします。

お客様の心理としては、「松」は少し予算的に厳しいなぁ。
ホントは一番安い「梅」にしたいんだけど、何だかケチだと思われるのもいやだしなぁ。

うーん、間とって「竹」にしよう!
という感じで結局一番無難な真ん中のコース「竹」が選ばれるわけです。

なので、一番オススメなリターン品を一番売りたい価格で、真ん中の「竹」コースに設定すると支援が集まりやすいです。

國光 洋志

僕がサポートする際によくアドバイスするのが、高額のリターン品を設計しましょうとお伝えする事が多いです。
5万円〜10万円。高いもので30万円〜100万円など。

そんな高額のリターン品ないですよ!」とか「設計できても支援入らないですよ!」って言われるんですが「一日貸切券」とか、「1ヶ月食べ放題券」とか作れますし、高額リターンは支援入らなくていいんです。
入ればラッキーぐらいで考えて、狙いは真ん中の一番売りたいリターン品を出したいだけなんですよね。

なので高額リターン品は必ず設計しましょう。

リターンの設計ポイント③ 数の設計

では最後にリターン品の数の設定ですね。

がんばります君

リターン品は何個用意すればいいですか?

國光 洋志

そうですね。約6〜8個ぐらいがいいと思います。
注意してほしいのはいきなり15個以上は避けるほうがいいですね。
リターン品は後から追加できますし、あまり数が多いと
選択回避の法則」からどれを選んでいいのかわからない…となり、
逆に支援が入りずらくなってしまいます。

金額的に1,000円、3,000円、5000円、10000円、50,000円、10,0000円こんなラインナップで
3,000円×3種類とかでもOKです。

1,000円、3,000円×3種類、5000円、10000円、50,000円こんな感じですね。

その他にも細かい注意点はありますが、今回お伝えした3つのポイントをしっかり頭に入れ設計すれば
問題ありません(*^^*)

よくある質問

リターン品は何個がいいですか?

はい、本文中でも解説しましたが、6〜8個ぐらいがいいと思います。

リターンは公開後、修正できませんが、追加は可能です。タイミングを見ながらプロジェクトの途中で盛り上げの施策として追加するのもいいと思います。

リターンの価格はどれぐらいの価格を設定すればいいですか?

そうですね。一般的に考えて、一般販売する価格より安く設定する事をオススメします。
稀に定価より高め目に設定すれば儲かるんじゃないですか?と言われますが、定価より高めだと誰も買ってくれない可能性が出てきます。

あなたの友人がクラウドファンディングを立ち上げ、支援しようとした時に、いつもの価格より高いと支援しようと思いますか?応援の意味も込めてもなかなか支援しずらい気持ちが出てくると思います。

なので「クラウドファンディング限定◯個」みたいに限定数を設定して、通常より安くしてあげると支援者も喜んで応援してくれると思います^^

リターン品が考えられません。

リターン品は起案者(あなた)の得意とするスキルや取り扱っている商品。
またはプロジェクト後に作る予定の品やサービスで大丈夫です。

もしどうしても無いようであれば、仲のいいご友人から協賛として頂くというのもありですよ。

どうしても思い浮かばないならお問い合わせくださいね。

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