
クラウドファンディングに挑戦しようと思った時、意外と見落とされがちなのが「期間設定」。
どのくらいの期間で募集を行うかによって、結果が大きく変わることをご存じでしょうか?
ここでは、初めての方でも理解しやすいように、クラファン期間設定の考え方とおすすめ日数をわかりやすく解説します。
クラウドファンディングの募集期間とは?
まず大前提として、クラウドファンディングには「募集期間」というものがあり、これはプロジェクトページが公開され、支援を受け付けることができる期間を指します。
例えば、プロジェクトは7月1日〜8月15日まで公開しようと設定するイメージです。

そのうえで、まずCAMPFIREでは、All or NothingとAll-inではチャレンジできる最大期間が違います。ご存知ですか?

期間が違うんですか?

そうなんです。
各形式によって以下のようにチャレンジできる日数が決められています。
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All or Nothing:1日〜59日間
All-in:1日〜79日間
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2つの型の違いは以下をご確認くださいね。

では最大日数が理解できた所で状況に応じた適切な日数を考えていきましょう。
「とりあえず長めにすれば支援が集まるんじゃ?」と思う方もいますが、必ずしもそうではありません。
逆に、長すぎる期間はマイナスに働くこともあります。
募集期間のおすすめは45日前後
支援が集まりやすく、主催者も疲れにくい最適期間は「45日」と言われています。
その理由は次の通りです。
- 短すぎる(〜30日):
初動で出遅れると、そのまま失速して終わるリスクが高まります。特に初めてクラファンをする人や知名度が低い場合は要注意です。 - 長すぎる(60日以上):
主催者も支援者も途中で「だれてしまう」現象がよくあります。SNS投稿やイベントも間延びし、熱量が持続しません。 - 45日前後がちょうど良い理由:
序盤・中盤・終盤のそれぞれで施策を打ちやすく、また支援者側の関心も維持しやすい日数だからです。
開始日、終了日の決め方

クラファンにチャレンジする期間が決まれば開始日、終了日はどう決めればいいのでしょうか?
パターン1. 支援金の振込日から逆算して終了日を決める
集まった支援金はクラウドファンディングのプロジェクトが終了した後にすぐ振り込まれる訳ではありません。CAMPFIREではプロジェクト終了日から起算して翌月末日に入金されます。
例えば5月15日にプロジェクトが終了した場合、振り込みは6月末日です。
なので9月15日に必ずお金が必要なんです!支払う必要があるんです!
という状況なら7月中にプロジェクトを終わらせる必要があります。7月中にプロジェクトが終われば8月の末日に入金されますので、9月15日の支払いには間に合いますね。
パターン2. 集まりやすい募集期間で設定する
All-inの場合、プロジェクトチャレンジ期間は最大79日です。ではその期限いっぱいやるほうがいいのではと思いますが、経験上長すぎると集中力も切れて、ダラダラしがちです。
これまでの統計上45日前後が集まりやすい期間となってます。
短すぎず、長すぎず、集中力が続く期間です。
具体的なスケジュール例(45日間の場合)
1日目〜3日目 | SNS投稿、個別メッセージ、一斉告知 |
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4日目〜14日目 | 新リターン追加/ライブ配信 |
15日目〜35日目 | 開発進捗・制作裏話の投稿 |
36日目〜42日目 | 「残り7日」「残り3日」カウントダウン投稿 |
43日目〜45日目 | ラストライブ配信/限定リターン |
このように、単に期間を設定するだけでなく、どのタイミングで何をするかをあらかじめ決めておくことが成功への近道です。
結論

まず入金サイクルを確認しましょう。○月○日にお金が必要であればそれに合わせ終了日を決めます。
そこから逆算して集まりやすい期間45日前後でスタートするのが一番いい方法だと思います^^