目標金額の決め方について

國光 洋志

今回は目標金額の決め方をお話しますね!

がんばります君

欲しい金額を目標金額にすればいいんじゃないですか?

國光 洋志

そうですね〜。ただ、それだけだと想定していない落とし穴があるのでご注意ください。

目次

目標金額の決め方

考え方① まず必要経費をあらいだす。

まずは必要経費をあらい出しましょう。例えばコワーキングスペースを作りたい!という目標なら工事代金がいくらかかるか。またホームページも制作するならその費用なども考えてみましょう。

コワーキングスペースを作る時の経費

・工事代金
・ホームページなどの広報費
・インターネットの通信費
・デスクや椅子など必要経費

これぐらいは最低限必要ですね。例えば合計500万円だと想定して、今の時点で経費500万円ですね。

考え方② クラウドファンディングでのリターンの経費

クラウドファンディング終了後、リターンを発送する場合がありますよね。
例えばコワーキングスペース利用券やお店のグッズなど。
その場合は送料梱包資材がかかります。

リターンを発送する場合の経費

・送料
・梱包資材代

送料はリターン1個につきかかってきますので、支援者が10人いれば×10必要となります。
送るリターンがプロジェクト全体で50個設定しており、送料が1,000円だと想定すると5万円ですね。

※設定したリターン品全てが売れる(支援される)訳ではないですが、計算の一例として挙げておきます。

考え方③ プラットフォームの手数料

最後に各クラウドファンディングのプラットフォームにかかる手数料を考えましょう。

手数料は各プラットフォーム毎に違うのでこちらをご確認ください。

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例えばCAMPFIREだと集まった支援金額から17%と消費税となります。

例えば500万円集まったと仮定すると500万円の17%は85万円。
85万円に消費税10%で8万5千円。
合計935,000円が手数料として持っていかれます。

プラットフォームの手数料を考えてみよう

CAMPFIREなら集まった金額の17% + 消費税

どうですか?
500万円必要となるプロジェクトならいくらを目標金額にしないといけないか、見えてきましたか?
手元に500万円必要なら650万円ぐらいにしないといけないですよね。

全額クラウドファンディングで集めるのか?一部を集めるのか?

次に目標金額の全額を集めるのか、一部を集めるのかを決めましょう。
※一部を集めるとしてもプロジェクトが盛り上がり、全額集まる場合もあります。

例えばコワーキングスペーススペース開設に対し500万円かかるけど全額集めます!と謳うのか、
半分の250万円は自己資金でまかない、残りの250万円をクラウドファンディングで集めます!と謳うのか。
2パターンあります。

個人的におすすめするのは半分自己資金で半分クラウドファンディングの見せ方がいいと思っています。

理由① 全額だとやっかみが入る可能性がある

全額クラウドファンディングで集めるの?他人任せじゃない?と思われる可能性もあります。

理由② 半分頑張って貯めているなら残りを応援してあげようという気持ちになりやすい

頑張っている姿をみたら無意識に応援してあげようという気持ちが芽生えると思います。
夢の為に頑張って250万円集めたんです!ただどうしても残り250万円が足りないんです。
どうか皆さんのご支援宜しくお願い致します!

と言われたらどうでしょう?それなら少しだけでも支援するか。という気持ちにならないですか?

理由③ 達成率の見え方


目標500万円で50万円集まった時
目標250万円で50万円集まった時
目標100万円で50万円集まった時

これらの達成率はいくらでしょう?

達成率の見え方

目標500万円で50万円集まった時 → 達成率10%
目標250万円で50万円集まった時 → 達成率20%
目標100万円で50万円集まった時 → 達成率50%

どうでしょうか?同じ50万円集まっている状況でも目標金額が変わると達成率も変わりますよね?

みなさんが他の方のプロジェクトを見た時に、後少しで達成だというプロジェクトと、まだまだ先が長いプロジェクトを見た時にどちらに支援したいと思いますか?
後少しのプロジェクトだと思います。

なので、段階的に目標金額を上げていく、NEXTゴールの設定をする方が見ている側も盛りあがるのではないでしょうか?

國光 洋志

今回は目標金額の決め方についてお話しました。
これが正しいというものはなく、お一人おひとりの状況によって変わってくると思うので、よければ一度お問い合わせください。
初回無料でご相談させて頂きます^^

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